「すべての時間が 美しい建築をつくるためにある」

学生のときに読んだ建築雑誌に、

とある設計事務所のしごとぶりを評してこう書かれていました.

 

『「すべての時間が 美しい建築をつくるためにある」という言葉がふさわしい』

 

この記事を読んで、すごく羨ましかったのを覚えています.

そんな風な状態に自分がなるのはいつなんだろう.

学生の間にそうなれるんだろうか.

働きだしたらそうなるかな.

 

そんなことを考えながら、なんとなく独立して事務所を構えた時、

自分の設計を突き詰められる時が、こんな感覚を感じられる時なんじゃないかと

ずっと思ってきました.

ところが、いざ独立してみるとそんな悠長なことを感じてる暇は全然なくて

ここ数週間、気持ちばかりが焦っていました.

 

そんな矢先、きっかけはよくわかりませんが、

電車に揺られながら ふと「あぁ、それは、気持ち次第なんだな」と思うに至りました.

 

これから、どんな状況にあっても、美しいものをつくろうという目で世界を見ることを続けていくことが

生きることを最も楽しめる 僕の方法だと思います.