無作為であること

 

大阪豊中にある民家博物館へ.

学生時代に何度もみにきた奈良十津川村の民家.

 

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村全体が急な斜面地なので、平らな部分を最小限の労力でつくるための 細長い平面形状.

台風が多い地域なので、風雨に耐えるためにせり出した外壁の垂れ壁.

耐候性がありすぐに補修が可能なように、地場産の杉板で貼られた外壁や屋根.

 

そこには誰の意図的なデザインもなく、すべてが必然的に導かれた「強さ」や「確かさ」が宿っているように感じられます.

この建築の静かな建ち方に、厳しい自然や風土と 人の営みや技との結節点が見えるような気がします.