緑の柱

8年前に大阪に住んでいたときの見る影がない位、

大阪駅前は再開発によって様変わりしていました.

昔どんな雰囲気だったかを思い出しながら歩いてみても、

いろんな動線が新たに駅の中を巡っていて 自分がどこに居るのか把握できない程でした.

 

その駅前にあって、1970年代からこの場所にあり 大阪人に愛され続けている建物が気になって

足を運びました.

 

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安藤忠雄の発案によって壁面緑化され、年月をかけて緑の柱になるという計画が進行しています.

 

竣工当時は大阪駅のホームからも見えて 駅前のランドマーク的存在だったのが、

今や周囲の高層ビルによってその姿を隠し

また円形の平面形状ゆえに維持コストの負担が大きく債務超過に陥ったりと

苦しい局面が このビルには何度もありました.

 

それでもここに在り続けて、今や竣工当時とは違った存在感を持ちつつあるように思います.

この緑の柱の経過を観察するという、大阪を訪れる楽しみがひとつ増えました.