建ち方

敷地を見に豊田市へ.

駅の近くに、惹かれる佇まいをした建造物がありました.

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鉄道の敷地内にあったので、車両や線路点検のための倉庫として使われているのか、

もしくはこのあたりに昔存在していた鉱山(越戸鉱山)で使われたトロッコ列車の施設の名残なのか.

 

 

用途は不明ですが、

道路からの緩やかなアプローチと重層的な樹木のレイヤーによって感じられる奥行きや、

控えめでおおらかな片流れの屋根や、

そこに変化を与えるような斜めに貫入するような建物のボリュームが

程よい関係で建ち上がっていました.

 

昔、ある住宅の佇まいを「武士が刀を抜いて構えているような」と形容した人がいたけれど、

人の立ち居振る舞いがその人の心持ちを体現するのと同じように、

建物の「建ち方」に建物自身の意志(設計者や使い手の想いを含めた)が表れるのかもしれません.