月別アーカイブ: 2014年2月

緑化の意味

以前このブログでも紹介した大阪梅田のマルビル緑化について、

http://kirin-architects.com/2013/06/24/%e7%b7%91%e3%81%ae%e6%9f%b1/

大阪出張の際に 緑化のすすみ具合はどうかなと見に行ってみました.

 

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前回見た時には三層目の途中まで緑に覆われつつあったのが、今回は四層目をこえて五層目にまでせまっています.

 

 

ところがこの緑化、大部分がプラスチック製の偽物(造花)だったということで 批判の声が挙がっているようです.

http://tairyudo.com/pdf02/andoufakegreen.pdf(大阪府立大学調査)

 

本物の緑化が定着するまでフェイクで補うという考え方はありうると僕も思う. けれど、今回問題があったと感じるのは

フェイクの割合が多すぎるということと、フェイクを使うことを公表しなかったことだ.

 

「日本が元気のない今だから、途方もないことをやりたい」とメディアに向けておっしゃっていた安藤さん.

フェイクのプラスチックを外壁に貼り付けることと 日本が元気になることにどう関係性があるんだろう.

 

一市民としてがっかりしました.

 

 

 

「やらないこと」と「やれないこと」

 

個人的な話ですが、

僕は小さいころから眼が弱い子供でした.

先天的原因 後天的原因の両方が挙げられますが、

とにかく「日常生活に支障がでるかもしれない」と昔から言われながらも

なんとか現在 運転免許が持てる程度には視力をキープしているという状況です.

 

建築設計という眼を酷使するしごとをずっと続けていけるのかという「問い」は 常に頭のどこかにあるけど、

一方で頭のまたどこかでは 「この眼がつぶれても やりたいんだろう」という 諦めのような感情があります.

 

 

学生時代に関わりのあった人で、

「生まれつき眼が弱かったので建築家になれなかった」という建築学科の先生が居たけれど

僕は、その先生は「なれなかった」んじゃなくて「ならなかった」んだと ずっと思っています.

 

はるまついぶき

打ち合わせの帰りに 長久手古戦場跡で、妻とお昼ご飯.

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遠くをリニモがゆっくりと通過していきます.

 

時間の堆積は 根拠のない説得力をもって その場所に成熟感を漂わせる.

新たな積み重なりを受け入れながら 「夢の跡」は春を待つ静かさで満たされていました.