日別アーカイブ: 2016年6月5日

世界遺産勧告の報道

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13年前にインドのチャンディガールで撮影した写真です.

写っている建物は州の裁判所で設計はル・コルビュジェ.
当時初めて体験したコルビュジェ建築でした.

このほど世界文化遺産の登録勧告を受けたコルビュジェ設計の建築群のひとつです.

 

今回勧告を受けた建築は世界7カ国17作品に及んでいて、
そのうちひとつは日本にある国立西洋美術館です.
つまり昨年の軍艦島等の産業革命遺産に続いて日本で20件目の世界遺産が誕生することがほぼ確実となっています.

建築に関わる人はこのニュースに感慨深いものがあるかもしれないけれど、
一般の関心がどこまであるのかという疑問が沸いてくる.

昨年の明治産業革命遺産の登録の際には、勧告の時点でマスコミが大きくこの話題を取り上げ、
登録地の観光客が爆発的に増えたり ちょっとしたフィーバーになった記憶がある.

それに比べると今回の勧告は扱いが小さいと感じるのは僕だけだろうか.

つくり手が外国人であることや勧告対象の一部しか日本に存在しないということが影響しているかもしれないけれど、
日本における建築の社会的認知度の低さがそうさせているとも言えるだろう.

社会に理解され求められるような振る舞いが、建築に関わる人全てに強く求められている.