日別アーカイブ: 2016年11月14日

誰もが障害をもっている

新建築家技術者集団愛知支部の企画による身体障害の方の住宅見学に参加しました.

施設ではなく、ヘルパーの介助を受けながら一人暮らしをしている方のお宅で、
補助金を活用して賃貸住宅を改修し、自分らしく生活をしている様を目の当たりにしました.

自分の時間、自分の空間を確保したいという当たり前の要求を獲得するために、
社会の理解、行政の理解、地域の理解、大家さんの理解、親の理解等、多くの障壁を乗り越えて
今の環境が実現されたということが分かりました.

今回見学した2つの住宅の住み手はお二方ともとても行動力のある方で、
AIJ自立の家という障害者支援団体の協力を仰ぎながら粘り強く社会と向き合ってこられました.

ただ同じように社会と向き合い続けられる人ばかりではないので、
支援制度がもっと充実していくように、自分も含めて勉強を重ねて、社会全体の理解が少しでも深まるように動いていかなければならないと感じました.

僕自身も視力が弱い、また背が高いのでよく鴨居等で頭を打つという点で
社会で生きていくうえでの障害を持っています.
誰しもが持っている障害に対して、建築士はどのようにその職能で貢献できるのかという意識をもって
今後もいろんな設計業務に取り組んでいきたいと思います.