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姿勢を正す

以前このブログの中で「立腰教育」について書いたことがあります.
昨日、整体師をしている大学の先輩と再会し、
自分の姿勢や身体の使い方について改めて考えさせられました.

先輩はアレクサンダーテクニークという心身技法を取り入れたレッスンを行なっています.

アレクサンダーテクニークというのは聞き慣れないことばだけれど、
身体と心の不一致を整えて負担を軽減するという考え方だということです.

身体と心の不一致、つまり人間は身体を動かそうとするときに、
実際の身体の構造と脳からの指令のイメージがずれるということが起こる.
これは脳が身体の構造を完全には理解していないことが原因のようです.

例えば、人は頷くときあごを前に出すイメージで動作する人が多い.(僕もそうだと思う)
だけど、首の骨は耳の高さ位まで伸びているので、身体の構造で考えると
両耳を貫通するような回転軸に対して頭を縦に回すというのが「頷く」の自然なイメージなのだそう.

このイメージを描けるように訓練することによって、頭が首の骨の上に乗っかり余分な負荷が減るということです.

僕は昔から姿勢が悪い.
今まで「背が高いから、かがむことが多くしょうがないことだ」と言い訳してきたけれど,
先輩に教えてもらった簡単な姿勢を正す方法を試してみたら心身がすっきりと整う感覚を得ました.

建築設計でも身体が求める物質の納まり方と主に経済的な要因によって形成された物体とが
ずれることが多々あります.
人間の暮らすことへのしなやかさに甘えず、ひとつひとつ検証することでこのずれを減らしていくことが
心身がすっきりと整うような暮らしができる家につながります.

姿勢を正す方法を一度継続してみようと思います.

先輩・土橋健一さんは京都、大阪、名古屋で定期的なレッスンを行なっています.
時間ができたらこちらも行ってみたいです.